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ベージュ?モカ?パーソナルカラー別に似合う「ブラウンカラー」を解説

色には、ココロとカラダに影響を与える不思議な力があります。

心理状態に影響を与える「色彩心理」と、身体状態に影響を与える「色彩生理」といわれ、色によって、心理・生理への作用が異なります。

また、自分自身だけでなく、人に与える印象も変わります。

色の効果を知って、ファッションや日々の暮らしにいかすことが出来たら、毎日が彩りあるものになりますよね。

本日は「ブラウン」の色彩心理のお話と、それをいかしたファッションアドバイスをお届けします。

ABOUT ME
marico
mari-colore代表。大手下着メーカーの株式会社ワコール出身で3児のママ。今はパーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断を行い、 一人ひとりに似合うファッションとメイクをお教えする『イメージコンサルティングサロン』を東京・千葉で運営♠

ブラウンは、落ち着きと安心感を与えるアースカラー


大地や木々の葉っぱ、食べ物など、自然界の身近なものに溢れているブラウン。

アースカラーとしてファッションやインテリアなど、生活の様々な場面で活用されている色です。

色彩心理では、心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれる効果があることから、インテリアのベースカラーとして最も人気があります。

特に、スターバックスなど、リラックスした時間を過ごすカフェなどの空間にはブラウンが多用されていますよね。

親しみやすく、身近な色でもあるため、身につけると、自分自身も周囲の人にも心に安らぎをもたらしてくれます。

一方で、その落ち着きゆえに、地味で渋く感じられたり、老けて見えたりするマイナスイメージも。

ファッションでブラウンを取り入れるには、パーソナルカラーに合う色味を選ぶことが大切です。

ブラウンは、イエローベースさんのお得意カラー

ブラウン系の服を着ると、なぜか「野暮ったく見える」「老けて見える」「顔色がくすむ」・・・。

ベーシックカラーなのに、意外に色選びが難しく、苦手意識の高い方が多い色といえます。

ブラウンは、もともと黄味の強い色なので、基本的にはイエローベースさんの方が得意。

特に、黄みを帯びたベージュや、キャメル、チョコレートブラウンなどがベスト。

髪色も、ゴールド、明るめのライトブラウンから、落ち着いたダークブラウンまで、黄味の入った茶系全般がお似合いです。

一方、苦手な色味もあるので要注意。

グレーが混ざったグレージュやココア、赤みがかったローズブラウンは、お肌がくすんだり、青ざめて見えたり、不健康そうな印象を与えてしまいます。

イエローベースさんには、是非積極的にブラウンコーデを楽しんで。

ゴールド系のアクセサリーを合わせると、上品なリッチ感で◎

では、ブルーベースさんは、ブラウンは着られないの?

そんなことはありません。

ポイントは、ピンクや赤みのきいたブラウンを選ぶこと。

グレーが混ざったグレージュやココア、赤みがかったローズブラウン、フランスのブルゴーニュ地方のワインの色が由来のバーガンディがおすすめ。

どの色も、ブルーベースさんのお肌の透明感を引き立て、上品な印象を与えます。

絶対に避けたいのは、黄味がかったベージュやキャメル。お肌が黄ぐすみしたり、太って見えたりするので気をつけて。

髪色は、ブルーベースさんはもともと黒髪系の方が多く、染めずにナチュラルな雰囲気が素敵な場合が多いのですが、もし茶系に染めるなら、ローズブラウンなど、赤みを足したブラウンがおすすめです。

ブルーベースさんは、似合う色味の幅が狭いので、確実に着られる色を押さえておきたいですね。

パーソナルカラー別の似合うブラウン

次に、パーソナルカラーの4シーズンごとに、似合うブラウンをご紹介します。

スプリング(イエベ・春)

【ベージュ】や【キャメル】など、黄みの強い明るめブラウンがお似合い。

彩度の高い暖色系が得意なので、オフホワイトやピンクと合わせて、甘さのあるフェミニンなコーデがおすすめ。

幼く見られがちな人は、素材やディティール選びの工夫で甘辛ミックスを意識して。

サマー(ブルベ・夏)


↑【ココア】や【グレージュ】など、青みのある、くすんだモカ系のブラウンがお似合い。
基本的にはブラウンはあまり得意ではないけれど、青みのあるブラウンなら、繊細で上品なサマーさんの魅力が引き立ちます。
ラベンダーやサックス系とのコーデで爽やかに。

オータム(イエベ・秋)

【ブラウン】【テラコッタ】【ダークブラウン】他、黄み系のブラウン全般OK!

4シーズンの中で、一番ブラウンが得意。ブラウン系のワントーンコーデもお手のもの。

秋冬は、オレンジやマスタードなどのこっくりカラーと合わせて、シックでゴージャスな雰囲気を。

ウインター(ブルベ・冬)

【バーガンディ】や【ダークブラウン】など、濃くて赤みが強いブラウンがお似合い。

彩度の高い色が得意なので、ブラウン系の曖昧なアースカラーは苦手ですが、メリハリのある濃いめのブラウンならOK。

ヴィヴィッドな色や大胆な柄と合わせると、都会的な印象になります。

秋冬のキーワードは、“ラテカラー”のワントーン配色

2019年の春夏から続く、アースカラートレンド。

秋冬は、春夏の淡いナチュラルカラーから、より深くこっくりとした色合いへとシフト。

特に、ベージュからキャメル、ダークブラウンにかけての、カフェラテのような色合いを濃淡で重ねる「ワントーン配色」が一大トレンドです。

カフェラテや、キャラメルラテ、ビターチョコレートやココア。そしてミルク。

あえて色数を抑えて、ベージュ・ブラウンのみでまとめるワントーンコーデは、すぐに秋のムードを取り入れられます。

でも、ワントーンコーデときくと、「おしゃれ上級者じゃないと無理」と感じる方も多いのでは?

一番簡単な方法は、コーデに柄を取り入れること。

秋は、チェックやアニマル柄、レトロな花柄など、柄ものが豊富な季節。

スカートやワンピース、靴やバッグ、どこかに必ずインパクトのある柄物を投入することで、ワントーンでもエッジのきいたコーデが完成します。

無地同士で濃淡をつける場合は、ベースカラーが何色系かチェックが必要。

ベースの色は、黄み?赤み?青み?

自分のパーソナルカラーに合ったベースのものを選びましょう。

このベースが異なるブラウンで濃淡をつけてしまうと、どこかチグハグに見えたり、野暮ったく見えてしまうので気を付けて。

この2つのポイントさえ押さえれば、簡単に旬のワントーンコーデが完成。

早くも秋の気配を感じる9月。

“ラテカラー”のワントーン配色で、秋コーデにシフトしてみて下さいね。

最後に

いかがでしたか。

奥深い色の世界。今回はブラウンについてお伝えしました。

パーソナルカラー診断では、どんな色が似合うのか、120枚以上のカラードレープ(布)を用いて拝見いたします。

また、単に似合う色だけでなく、配色やコーディネイトアドバイスも具体的にご提案させて頂きます。

ご興味をお持ち下さった方は、お気軽にこちらからお申込み下さい。

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