「抜け感のあるTシャツが似合わない…」
「流行のオーバーサイズが着こなせない…」
「似合うTシャツも知りたいけど、今っぽいTシャツも着こなしたい!」
骨格ストレートの女性は、Tシャツ選びでこのような悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?
こんにちは。イメージコンサルタントのmaricoです。
年間500人以上の方に骨格診断を行い、一人ひとりに似合うファッションをご提案しています。
実は私も、骨格ストレートでTシャツ選びに苦戦してきた女なんです。
自分でブランドを立ち上げて、『骨格ストレートのためのブラウスTシャツ』を作るぐらい、これまでTシャツ選びに悩んでいました。
※こちらはその後大ヒットし、骨格ウェーブやナチュラルの方からも大好評だったため、
『すべての女性のために作ったブラウスTシャツ』
に商品名を変更して販売継続しています。
【ご注文はこちら】すべての女性のために作ったブラウスTシャツ(残りわずか)
「なんで私はTシャツが似合わないだろう?」
骨格診断アナリストの資格を取り、ファッションについて研究を続けても、ずっとその理由が明確になりませんでした。
でも、それがようやく分かりました。
そして、20着以上のTシャツを実際に購入し、どういうTシャツだと骨格ストレートに似合うのか、あるいは似合わないのかを、実際に着用もしながら以下の観点で検証しました。
- 生地
- デザイン
- 肩幅
- 袖丈
- 身幅
そこでこの記事では、
- 骨格ストレートがTシャツを苦手な原因
- ユニクロや各ブランドのTシャツで骨格ストレートに似合うもの
をわかりやすく解説・紹介したいと思います。
この記事を読めば、自分に似合うTシャツを見つけて垢抜けることができますので、ぜひ最後まで読んでください。
なぜ骨格ストレートのTシャツ選びは難しいのか?
骨格診断では、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3つの骨格タイプに分類されます。
その中でストレートは、「筋肉にハリがあり、上半身が分厚い」というのが特徴です。
そのため、
- 首の詰まった服だとムチムチになる
- オーバーサイズだと着ぶくれして太って見える
という難点があり、骨格ストレートの体型をカバーしてくれて似合うトップスは、
「Vネック × ジャストサイズ」
のアイテムだと言われています。
首元がスッキリしたVネックだと着痩せするし、ジャストサイズは肉感を拾うことも、着ぶくれすることもないからです。
この記事を読んでるみなさんも、そういう話を見たり聞いたことがあるのではないでしょうか?
だから骨格ストレートの女性は、VネックでジャストサイズのTシャツをすすめられがちです。
でも、そこに問題があるんです。
どういうことか?
・
・
・
VネックでジャストサイズのTシャツは、かわいくないし垢抜けないんです。
まず、Vネックは直線的なデザインなので、男っぽい印象に見える効果があります。
たしかに女性的なアイテムであるワンピースや柔らかい印象のニットなら、Vネックでも男っぽくなりません。
でも、Tシャツはそもそも男性的なアイテムなので、Vネックだと女性的な印象はさらに損なわれ、野暮ったくなってしまうんです。
この2つ比較画像を見ると、よく分かりますよね。
また、最近はオーバーサイズがトレンド。
特にTシャツはカジュアルなアイテムなので、ゆるく着たほうが「こなれ感」があります。
でも、ジャストサイズだとキッチリ感が出てしまいます。
だからジャストサイズだと、カジュアルアイテムの女性の着こなしとしては、どうしてもオシャレにならないんです。
こういったことによって、骨格ストレートのTシャツ選びは難しくなります。
(各骨格タイプの似合うTシャツの解説まとめはこちら↓↓)
骨格ストレートに似合うTシャツの選び方
では、どういうTシャツが骨格ストレートには似合うのか?
まとめると、これらのポイントが骨格ストレートに似合うTシャツ選びの「基本」です。
項目 | ポイント |
---|---|
生地 | 厚みとハリ感があり、体型を拾わない |
デザイン | 適度に首があいてるもの フリルや刺繍などで胸や肩まわりを強調していないシンプルなもの |
サイズ感 | ジャストサイズ〜ほんの少しオーバーサイズ |
肩幅 | ゆとりのあるもの |
袖丈 | 二の腕が隠れるもの |
身幅 | 細くてシルエットがきれいなものでも、ゆとりがあってこなれ感があるものでもOK |
特に大事なのは、「厚みとハリ感のある生地」「首が適度にあいたデザイン」「ジャストサイズ〜ほんの少しオーバーサイズ」です。
このようなTシャツであれば、体型を拾わず、着痩せして見え、骨格ストレートの身体をきれいに見せてくれます。
あとは細かいデザインに”抜け感”があって、着ると垢抜けるかどうか。
ただまずは、上記の基本ポイントを最低限意識しながら、各ブランドのいろんなTシャツを見ていくといいと思います。
そして、実際に各ブランドのアイテムを見た結果、「骨格ストレートにおすすめしたいTシャツ」が下記になります。
ブランド別!骨格ストレートにおすすめのTシャツ5選
mari-colore ブラウスTシャツ
生地の厚みとハリ感 | ◎ |
適度に首があいたデザイン | ◎ |
シンプルなデザイン | ◎ |
ジャスト〜少し大きめのサイズ感 | ◎ |
二の腕が隠れる袖丈の長さ | ○ |
垢抜け感・こなれ感 | ◎ |
骨格ストレートの女性のために私が作ったブラウスTシャツです。
何度も試作を重ね、有名ブランドの商品も手がけている、とても技術力の高い工場で作りました。
「きれいめ」にも「カジュアルダウン」しても着れるような、大人世代にとても着やすいTシャツとなっています。
このTシャツの一番大きなポイントは、袖のデザインです。
骨格ストレートは「セットインスリーブ」が得意とされています。
でも、ジャストサイズの「セットインスリーブ」はコンサバに見えてしまいがちですよね。
そこで、「フレンチスリーブ」にすることによって、抜け感のあるディティールに仕上げました。
首のあきも、「Vネック」ではなく、「ラウンドネック」と「ボートネック」の間ぐらいにしています。
また、裾のシルエットにもこだわりました。
サイドにはスリットを入れ、後ろ身頃を長めに採ることで、レイヤードがしやすいTシャツになっています。
光沢とツヤのある素材感で、適度なハリ感を持ち合わせつつ、動くとドレープ感も出ます。
すべての女性のカラダがきれいに見えて、こなれるTシャツです。
口コミとリピーター多数の大人気で、毎年すぐに完売。今年も在庫が残り少なくなっています。
下記よりぜひチェックしてみてください。
UNIQLO U クルーネックT
生地の厚みとハリ感 | ◎ |
適度に首があいたデザイン | × |
シンプルなデザイン | ◎ |
ジャスト〜少し大きめのサイズ感 | ◎ |
二の腕が隠れる袖丈の長さ | ◯ |
垢抜け感・こなれ感 | × |
UNIQLO Uの定番Tシャツです。
UNIQLO U2024年秋冬コレクションでも、ラインナップされていました。
「しっかりとした生地 × ジャストサイズ」で骨格ストレートのカラダをきれいに見せてくれます。
もちろん私も持っています。
ただ一点惜しいのが、このTシャツは首のあきが詰まってるんですね。
だから、少し大きめのサイズを買ったほうがいいです。
下の画像は、左が公式サイトのモデルさんの着画、右が大きめのサイズを着た私の画像です。
私は身長157cmで、普段はSかMの服を着ています。
でも、このTシャツはLサイズを着ていて、モデルさんと比べると首元に少し余裕があり、二の腕のお肉も隠れていて、体型が出ていないのが分かると思います。
骨格ストレートの女性が、ユニクロUのクルーネックTを買う際は、ぜひ大きめを買ってください。
GU シアーボトルネックT
生地の厚みとハリ感 | △ |
適度に首があいたデザイン | △ |
シンプルなデザイン | ◯ |
ジャスト〜少し大きめのサイズ感 | ◯ |
二の腕が隠れる袖丈の長さ | ◎ |
垢抜け感・こなれ感 | ◎ |
シアー感のあるアイテムは、この秋冬も引き続きトレンドです。
透け感がありながらも長袖なので、残暑の続く秋口でも季節感を取り入れられます。
中に着るものはVネックを強調してくれるものにするのがおすすめです。
一枚で着るのは難しいアイテムですが、インナーとして使い、首のデザインをチラ見せするとおしゃれに着こなせます。
CITENシアーフロッキーT
生地の厚みとハリ感 | ◯ |
適度に首があいたデザイン | △ |
シンプルなデザイン | ◯ |
ジャスト〜少し大きめのサイズ感 | ◯ |
二の腕が隠れる袖丈の長さ | ◎ |
垢抜け感・こなれ感 | ◎ |
ベロアのTシャツです。
ベロア素材は今季のトレンドでもあります。
素材が進化していて涼しいので、残暑に一枚で着るのはもちろんのこと秋にジャケットのインナーとしても使えます。
首のあきがないのをフォローするために、ジレなどの羽織りで縦ラインを強調すると良いでしょう。
ROPÉ シルク100%シアートップス
生地の厚みとハリ感 | △ |
適度に首があいたデザイン | ◯ |
シンプルなデザイン | ◎ |
ジャスト〜少し大きめのサイズ感 | ◎ |
二の腕が隠れる袖丈の長さ | ◎ |
垢抜け感・こなれ感 | ◯ |
上品な光沢感のあるアイテムは骨格ストレートの得意アイテムです。
透け感があるインナーでも、このように光沢がある上質な素材のものがおすすめです。
ワイドシルエット気味に着られるので、試着をしてサイズ感を確かめてみると良いですよ。
似合うTシャツコーデ・着こなし
骨格ストレートは下半身も筋肉がつきやすく、ハリのあることが特徴です。
そのため、パンツを選ぶ際は、綿やウールなどのハリのある素材で、Iラインを強調したシルエットのものを選ぶのが基本です。
その上で、Tシャツに合わせて「抜け感」を出したいなら、「麻素材のパンツ」がおすすめです。
そして、カゴのバッグでカジュアル感を出したり、黒のサンダルで締めて大人のコーデに仕上げたり、自分の好きなテイストに仕上げるといいと思います。
逆に、Tシャツだけどカジュアルではなく、きれいめに仕上げたい時は、骨格ストレートにはタイトスカートやラップスカートがおすすめです。
シルエットはきれいだけど地味になってしまう場合は、ネックレスやピアスなどのアクセサリーをつけて、華やかさを足すようにしましょう。
また、夏らしく明るいコーデを楽しみたい時は、このようなビビッドなカラーのマキシスカートと合わせると、骨格ストレートの夏のおしゃれが鮮やかになります。
年齢を重ねると、こういう明るいスカートは難しいかなと思ってしまいますよね。
私も39歳なのでよく分かります(笑)。
でも、上のTシャツを真っ白ではなく、シックなホワイトのものを合わせたり、黒のサンダルやバッグで締めると、大人のコーデに仕上がってバランスが良くなります。
ぜひ参考にしてください。
まとめ
いかがでしょうか?
自分に骨格に似合い、なおかつ垢抜けたおしゃれなTシャツを着ると、夏はもっと楽しくなります。
骨格ストレートの方は、この記事をぜひ今後のTシャツ選びの参考にしてください。
また、他の記事やパーソナルファッションブランド「mari-colore」のアイテムを、ぜひチェックしてみてください。
骨格ストレートの アイテム別おすすめ記事へ |
|||
---|---|---|---|
トップス | Tシャツ | シャツ | ブラウス |
ニット | コート・ダウン | デニム | パンツ |
スカート | ワンピース | セレモニー スーツ |
ウェディング ドレス |
水着 | ナイトブラ |